船酔いの思い出アポロケイ

Welcome to my Homepage

船酔いの思い出アポロケイ

旅のスクラップ帳タイトルバー
HOME > 船酔いの思い出アポロケイ
旅の失敗談
以前に家族でケアンズに行った時の話です。
グレートバリアリーフを堪能しようということで
何か良いツアーがないかを探したところ、アポロケイに行くツアーを発見。
豪華なクルーズ船でランチバイキングも付いている。
写真で見るアポロケイもきれいなので、このツアーに参加したのですが、
あんなに大変な思いをすることになるとは思いもしていませんでした。

ツアーの時間となり集合場所マリーナに到着。
豪華なクルーズ船が待っていました。早速、乗り込み、座席を確保。
出発を待ちます。時間になり出航。

アポロケイまでは、3時間程だったような?
最初は、順調な航海で何の問題も無かったのですが、
沖に出ると一変してしまいました。
風が強くなってきたかと思うと、波が段々荒くなってきました。

船が揺れる。揺れる。それは、もうひどいものです。
自分も含めて、周りの皆さんがぐったり。
酔いのひどい人は、トイレに駆け込んでいます。
せめて、外の風に当たっていないと耐えられないので、
皆さんがデッキの上で半死状態でした。
スタッフの方は、さすがに慣れているのか、酔い止めの薬を配るのに忙しそう。
自分も進められたので迷わず貰いました。
しかし、効果はゼロ。
途中で、海に飛び込んで帰ろうかと思うぐらいにひどい目に遭いました。

子供たちも、もちろん半死状態。

やっと、アポロケイ沖に到着。
クルーズ船からは、小舟に乗り換えてアポロケイに上陸するのですが、

アポロケイに上陸した途端に目も開けていられない状態。
というのは、アポロケイは、珊瑚礁の小島で、
細かく砕けた珊瑚礁が砂のように溜まってできているので、
風が強いと舞い上がって体に突き刺さってきます。
真ん中がちょこっと盛り上がった程度の小島で風を避けるようなものは、まったくありません。
唯一の方法は、海の中に入ること。(自分は、バスタオルにくるまっていた)
TOMくんは、しばらくシュノーケルを楽しんでいましたが
早々とクルーズ船に戻ることに。

クルーズ船に戻り潜水艇に乗りこみました。これが、また最悪です。
船底がガラスになっていてグレートバリアリーフの海中を見ることができるのですが、
波があって、ず〜と下を見ているとどうなるかというと  ゲロゲロ!!

ほかのお客さんも、同じでしたので、
お願いしてクルーズ船に戻ってもらいました。

ふらふらしながら立ち上がると、頭の上に扇風機があり思いっきりぶつけてしまい
扇風機が根元からもげてしまいました。
謝って許してもらいましたが、ぶつけた頭は痛いし船酔いで 気分最悪。
ランチバイキングは、全く手を付けることが出来ませんでした。

再び、帰路でゲロゲロの半死状態になる。
隣にいたフランス人は、「人生最悪の日だ!」と言いながらうずくまっていました。

誤解をしないでくださいね。アポロケイは、風と波がなければ、本当にすばらしいところです。
たまたま、自分達の行った日が運悪く天候に恵まれなかっただけですので。

でも、今となれば、いい思い出かも。YOUくんは、憶えていないだろな〜。
まだ、小さかったから。
HOMEに戻る
旅の失敗談
連続デジカメ事件
タクシーで失敗その1  タクシーで失敗その2  危うく飛行機に乗り遅れ  船で火災  船酔いの思い出アポロケイ  死ぬかと思ったラフティング
旅のスクラップ帳アンダーバー